人間は、生まれながらに素質と良心を持っている。 しかし、それらは環境次第で簡単に破壊されてしまう。 我々のほとんどは、大人になるにつれて人間性を失っている。 心を失えば、生きる意味を見出せなくなる。 酷いときは、自分が損してでも成功しようとする人の足を引っ張る。 我々が成長だと思っているものは、本当に成長だろうか。 ただ集団に染まっていっているだけではなかろうか。成長とは何だろうか。 大人になっていくにつれ、心を忘れていく人間たち。 大人になる過程で生まれ持った道徳を失った者たちが、罪を犯す現実。 そんな現実に、閻魔は困り果てていた― 本当にこれでいいのか なぜ我々はここにいるのだろうか 我々は何を望み、どこへ向かっているのか 大きな間違いを犯していないだろうか 社会のルールを盲信することにより、何処かの誰かを傷つけていないだろうか そのような状況の中、最近閻魔大王に就任した 裕出久 温守 （ゆうでく ぬくもり） には、ある切実な想いあった。 「閻魔の涙 ～ Great Reset Ultimatum」はシリアスゲームです。