「どうも～パドルＡでーす」 「パドルＢですー」 「「ダブルパドルですー」」 「なんや元気ないやん」 「ウチらパドルやん？」 「せやな、真っ白いパドルやらせてもらってます」 「やっぱパドルに生まれたからには、何かを打ち返したいと思うねん」 「そりゃパドルなんやから打ち返したり水漕いだりしたいわな」 「そやねん」 「まあ俺はいつもお前のボケ打ち返しとるけどな」 「……でな、最近Godotちゅうゲームエンジン触っとるんだわ」 「あのゲームが作れるっちゅうゲームエンジンかいな？」 「せや、でやっぱゲーム作りの練習といったらブロック崩しやと思うねん」 「まあシューティングゲームかブロック崩しがいいとされとるな」 「んでちょうどGodotのゲームジャムが開催されとんねん」 「1週間でゲーム作るちゅうGodot1Weekかいな、出たらええがなブロック崩しで」 「ただな、お題が『避ける』なんよ」 「どうすんねんそれ、作るゲーム変えるんか？」 「だからな」 「うん」 「俺がブロック崩しするから、お前玉避けて」 「は？」 「『ブロック崩しの玉避けて』」